2014年5月5日月曜日

A Korean passenger ship sank.


 以下はMSN産経ニュースからの引用です。 ↓ ============ 【韓国旅客船沈没】 救助要請に緯度経度聞く 初動に過失、海洋警察署を捜索 合同捜査本部 2014.4.28 11:51 【珍島(韓国南西部)=加藤達也】旅客船「セウォル号」の沈没で、検察などの合同捜査本部は28日、事故当時、現場で救助に当たった木浦(モクポ)海洋警察署の初動態勢に過失があった可能性があるとの判断を固め、同署の家宅捜索を開始した。  検察は海洋警察が事故の発生を知らせ、救助を要請する通報を受けた直後から救助までの間に、“職務怠慢”があり、これが被害を拡大した可能性があるとみて、刑事責任追及の可否について検討するもようだ。  木浦海洋警察署は事故発生直後、携帯電話で救助を求めてきたセウォル号の一般乗客に対して、同船の正確な緯度と経度の情報提供を求めるなど、不適切な対応がこれまで問題となっていた。また、現場到着後も、乗客の救助に必要な船体への移乗を署員が怠った可能性も出ていた。  捜査本部はこれまで、海洋警察が運営する珍島(チンド)海上交通管制センターを捜索して無線の交信記録などを押収。付近の海上交通を監視する同センターが、急旋回後に傾き漂流を始めるなど、セウォル号の運航異常を見逃したとみて、押収した資料の分析を進めている。  合同捜査本部は同センターと木浦海洋警察署の通報や救助要請の処理が内規に沿っていたのかなどを解明する。 ============  以上引用終わり。  今朝のテレ朝では冒頭この問題を大きく取り上げていたが、「取材中」ということなのか、今朝の朝日新聞では一言も触れていなかった。  この船会社を所有しているのは、古くから中央政界との結びつきが強い韓国大財閥の一つで、韓国で盛んなキリスト教の『新興団体』をも同時に運営しており、信者からの献金で巨額の財を成したという話である。その「教義」というのも一種独特で「罪は許される」からキリスト教に付きものの「贖罪」は不要、教会に献金すれば全ては許されるといったものらしい。逮捕された船員のうち9割はこの宗教信者だったということだからこれも怖い話だ。    宗教云々はさておいても、私が不審に思うのは、乗客には「動くな!」と指示しておいて、自分たちは船員専用の階段から真っ先に船外へ逃げ出してしまったという信じ難い挙行である。せめて「船は『沈没』の危機にあるから、みんな救命胴衣を着用して至急甲板に出て下さい!」くらいのことが何故言えなかったのか、まったく、信じられない人たちだ!  そして初動の段階で(私も聞いた覚えがあるが)「乗員386名全員が救助された」という180度正反対の大誤報が流されたという歴然たる事実がある。この誤報の発端は海洋警察の一職員の説明にあり、それを真に受けた学校関係者が全父兄にメール連絡し、そこから報道機関に通報され報道もそのままニュースにしたというのだからひどい。救助に向かっていた或る船などは「全員助かったのなら行く必要はないな♪」と判断して早速引き返してしまったというのである。  日頃如何に信用出来ない報道であったとしても、緊急時我々が頼りにするのはその報道しかないのだ。噂や流言蜚語などはもっと充てにならない。その報道が(まさに緊急の事態に際して!)ここまで錯乱状態に陥ってしまったのでは、もはや何をか言わんやである。犠牲になられた方のご冥福を祈るばかりである。合掌。 ============  以下にasahi.comからの引用を載せます。 ↓ 韓国首相が辞意 沈没事故で引責 2014年4月28日05時00分  韓国の鄭ホン原(チョンホンウォン)首相は27日、旅客船セウォル号沈没事故の責任をとり、辞任する考えを明らかにした。首相は政権ナンバー2。事故後、救助者数を誤って発表し、船内の捜索も難航するなど朴槿恵(パククネ)政権への批判が高まっていた。朴大統領は事故対応にめどがついた段階で辞任させる意向だ。▼3面=批判噴出の末  鄭首相は27日に記者会見を開き、「事故の予防や事故後の初動対応、収拾過程で多くの問題があり、適切に処理できなかった」と謝罪した。朴大統領は大統領府報道官を通じ、辞表受理は「事故収拾後」とする考えを明らかにした。事故対応を放り出したとの批判をかわすため、辞任そのものは先送りした。 (ソウル=東岡徹)  以上引用終わり。

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